昨日に続き,松下幸之助さん 「物の見方 考え方」より
働くための意欲
それに反して利益を大いに上げようと思っても,その利益に相応しくない
仕事をしていれば,利益はだんだんと社会から還ってこなくなる。
我々の働きが社会から喜ばれなければ,社会からの報酬を期待しえない。
中略
こういう会社のありかたについての理解と自覚があってはじめて,
我々が一生懸命に働こうという意欲が生まれ,能率が上がるわけである。
しかし,この反面,こういう会社の姿を世の中が認識してくれなければ
何にもならない。価値があっても世の中が認めてくれなければ全く
意味がない。世間が認識してくれてはじめて,我々の感激がうまれる
ものである。
以下 私の所感です
自分自身も,今はサラリーマンとしてある組織の中で働いている。
そんな中で 常々感じることは私自身も含め 一人一人が良い仕事を
しているかというと どうも,そう思えないことが多い。
トヨタで言う 人が活きていない という状態だと思う。
何故だろうと常々疑問に思っていた。
幸之助さんの言われる「会社として・社員として会社のあり方,
仕事のあり方の理解と自覚」が足りないのかも知れない。
そして,それが多くの会社であり平凡な会社である所以なのであろうと
思われてきた。
社員一人一人,組織として良い仕事をする為にはこの「理解と自覚」が
必要なのだろう思えてきた。
そして,ここで言う「良い仕事」の定義は 「世間が認識してくれる・・」
仕事と理解すべきなのでしょうか・・
おはようございます。
組織の中に入ると自分の会社での位置関係が、だんだんわからなくなって気ます。その時、自分の会社での仕事に対しての目標を持っている人と持っていない人の差は歴然と出ます。それは、人生でも同じです。一生懸命働くのは当たり前のことです。なぜ、人は仕事に差が出てくるのでしょう。二人で同じ仕事をやればライバルとなります。三人でやれば嫉妬がでます。四人でやれば派閥が出来ます。五人以上では愚痴が出ます。組織が大きくなれば管理が必要になってきます。管理と言うのは全員を差別なくバランスよくやることが管理だと思っている人が多くいますが、本当は、やる気のある、自分の目標を持っている人だけ管理して行けば良いのです。その人が会社の中で渦を作りその渦が周りのやる気のない人まで巻き込んでゆく人材が会社を成長させると思います。社員全員のやる気を待っていたら会社はつぶれます。一人の人間の意志が世界を変えることもあるように、私達も諦めないで頑張りましょう 持続こそ力なり 先が短いオヤジより
まささん こんばんは
励ましのコメントを頂き ありがとうございます。
「持続こそ力」ですか そうですね 頑張りましょう
私が21日お話を聞いた浅沼技研の社長さんは、
自分の考えを理解して行動してくれる人間が5割いてくれれば
十分だ。と言われました。
あれだけ人材育成に力を入れられている会社でも、社長から見れば
5割も自分の考えを理解して行動してくれていないと思われているようです。
全ての人が本当に生きる環境を作るということは、至難の技なのかも知れないですね。
だとしたら、焦らずみんなの目線が揃うように気長に努力を続けるということでしょうか。 少しずつ変わっていくことができれば、それはそれで凄いことなのかも知れないですね。
ryou-chanさん コメントありがとうございます
のんびり 焦らず 焦らず ですかね
>のんびり 焦らず 焦らず ・・・・・
そうです、禅問答のようですが
期待する側が早く結果を出そうとして焦ると、かえって結果が出るには時間が掛かり
期待する側が信念を貫く姿勢で常に接していれば、時間は掛かるように見えて、結果は早く出るのではないでしょうか。
正しいと信じる道を、すこしづつ日々努力する。
そうすれば、少しの変化がやがて大きな変化につながるのではないでしょうか。変化のスピードも最初は遅々としているようですが、やがて徐々に加速するのではと思います。
「急がば回れ」にも通じるのかも知れないですね。
ryou-chanさん 有難うございます
仰っていただいていること 痛いほど良く判ります
ありがとうございます
前の記事
次の記事
写真一覧をみる