日本経営品質賞アセスメント基準書より以下 引用
現在の事業環境は多くの市場分野で成熟化が進むとともに,
顧客が製品やサービスに関する多くの情報を手に入れることが
できるようになっています。業界他社が成功したことを同じように
行っても,必ずしも成功する訳ではない状況であると同時に,
自社の得意とする技術やノウハウがあっても、企業主導の
考えでは顧客にとって価値あるものを創造することも難しくなって
います。
以下 私の所感です
「安くて品質の良い製品であれば 売れる」という発言を社内の会議等で
良く聞かれたりしました。 これって真実なのでしょうか?
皆さんは どのように思われますか?
ここで特に気になるのは ”品質の良い”という部分です。
製品やサービスを設計,製造した人たちは「これは品質の良い製品」だと思って
設計・製造しているでしょう。でも 品質が良いか否かを判断するのは消費者なの
です。つまり,技術者の技術力がいくら高くても,製造者の製造品質がいくら
高くても 消費者(顧客)にとっての品質(価値)が高くなければ 先程の
社内会議で良く聞かれる発言は 見当外れと言わざるをえなくなります。
これが,これから経営では 社内会議で聞かれた従来の発言のような企業主導の
考え方ではなく 顧客の立場での見方・考え方が重要になってくるのだと思われます。
お邪魔します しか225です
確かに「品質の良い」は顧客にとって、必要かどうかですね。
優れた技術力とは顧客の要望に応えられる技術の事でしょうか?
レコード針もいくら品質が良くても、iポットには必要有りませんし
高感度・超微粒 銀塩フィルムもデジタルカメラには必要有りません。
(一部マニアに、細々と販売するという奥の手もありますね。)
品質とは、必要な時に 必要な人に 必要な強度 好みのデザイン
手の出る金額 などではないでしょうか?
中には、一般人に手のでない金額に価値があるようなとんでも無い品質もありますが。
本当に品質とは流動的で、解り難いものですね。
海援隊さんのブログを読んで勉強 勉強。
しか225さん お久し振りです
素晴らしいコメントをありがとうございます
おっしゃるとおり 品質とは流動的でとらえどころの
難しいものだと私も思います
ですから企業に取って 変化する顧客の要求を
どのように感じ取り 自社の製品,サービスに
結び付けていくかが非常に重要な課題になって
くるのでしょうか
他にも この議論からたくさんの気付きが生まれてきそうですね
私も勉強させて頂きありがとうございます
また コメントくださいね
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