苦情は顧客満足を得る貴重な情報

海援隊

2009年02月26日 20:08


生産性出版 日本経営品質賞とは何かより 以下引用
顧客からの苦情を受けて喜ぶ人などいない。むしろ苦情を
出来るだけ聞かないようにしたいし,苦情があっても上司に
知られないように処理してしまいたい。 中略
しかし,市場や顧客は日々変化しており,これまで問題の
なかった活動に対してもやがて顧客にとって問題が生じる
ことがあってもやむをえないのである。こうした変化に対して
企業はいたって鈍感で,従来どおりやっていれば間違いないと
思っている。「今迄どおりやっているのが何が問題なのか」
というのが企業側の言い分である。しかし,苦情やクレームは
顧客の要求や期待をダイレクトに知ることができる極めて
重要な情報源である。

以下 私の所感です
企業は製品・もしくはサービスの提供者側にありますので
文中にもありますように どうしても独りよがりに陥りやすい
結果,「今迄どおりにやっているのに何が問題なのか」に
なってしまう。では,こういった組織風土に陥らないように
するには一体どうしたら良いのだろうか・・・?

常に顧客目線で自らの製品・サービスを見つめなおし
自らを変化させ続ける風土?プロセス?を組織に根付かせる
必要があるように思う。でも これは言いはやすし行いは難しい
ことですね。因みに話は変わりますが今朝,ご紹介した
セブンホールディングスの鈴木会長もこの事を言われている方の
ように思われます。
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