吉田松陰と松下村塾生たち

海援隊

2006年06月11日 01:14

右脳教育の書籍から最終章の紹介です。
最終章は幕末維新の時代に この国の為に猛烈なエネルギーを
持って革命を起こす若者たちを数多く輩出した松下村塾の吉田松陰です。

松下村塾 吉田松陰の教育
  松蔭は入塾希望者に 何の為に学ぶのかといつも問いました。
   読み書きが出来る様になりたい と言うと 学者にはなるな行動しろ
   と言って実行と志を立てることの重要性を説いた。
   志を持たない学問なら やらない方が良い
   凡人だと言って諦めるな 志があれば道は開ける。
  松蔭自身も日本を変えたいという志を持っていて 
  それを若者たちに伝えたので 若者が大きく育った。
  教育とは もともとラテン語で「引き出す」という意味
  松蔭は弟子たちに何をなすべきか熱心に考えさせ
  くどいまでに立ち入って忠告を与えた。
  その人の為に怒り、その人の為に泣く。
  そして自分自身が気付かなかった自分の才能を
  指摘され 自信と活力を胸にたぎらせた。
  子供達は目に見えて行動が良くなり 学び始めた。
  また,松蔭は 過去の歴史に学ぶ大切さも教えた
  歴史上の偉人たちの生き方を鏡とし弟子たちにも
  その生き方を植え付けた。
  「自分の持つ力の限りを出して世の中の役に立つ学問をすべきである。
  有益有用の書物を読みなさい。さもないと到底 自分がなすべき
  目標・目的は達成されるものではない」

  今の教育に欠けているのは この吉田松陰の教えではないでしょうか
  子供達に 高い志を育んであげたい
  人間を大きく育てるのは 単なる英才ではなく 志の大きさなのです。

以上 最終節からです


以下 私の所感です

正直,七田真さんの右脳教育の本を読んだ時に最後に 吉田松陰が出てきて
少し 驚きでした。確かに 吉田松陰は志を育てる教育者だったんですね。
感受性を育むという事が この節の内容で 随分具体的に理解できた様に思います。
あとは どう行動するかでしょうか

また,子供のときに歴史の本を読み 数々の歴史上の人物に触れるというのは
貴重な体験なのでしょうね。何ってたって子供達は感受性に富んでいますものね。

                                    kaientai
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