自分の持っているたくさんの部品を磨く

自分の持っているたくさんの部品を磨く
先日,ご紹介した平山郁夫さんの「ぶれない」という本を
読んで感じ入ったところをいくつかご紹介させて頂きます。
「部品みがき」という言葉です。
以下 平山さんの著書からの引用です。
頑張って努力しているのに,なかなか成果に
つながらないことがあります。求めれば求めるほど,遠くなってしまう。
いろいろと試行錯誤を繰り返しているうちに,自分はこれでいいのか,
という思いにとらわれたりするでしょう。
私も同じでした。同じどころかもっと深刻なものでした。
そんな悩みに直面した時は,
「今は,自分が持っているたくさんの「部品」をみがいているのだ」と考える
中略
私がよく例えて言うのですが,水は100度にならないと沸騰しません。
100度になるためには,冷たい水を火にかけ,20度,50度と
徐々に温めていかなくてはなりません。
「部品みがき」も同じです。いろいろな部分を磨きあげていくことで,
次第次第に温度は上がっていく。
中略
しかし,せっかく90度まで来ているのに、そこであきらめてしまう
人がなんと多いことか。

以下 この節を読ませていただいたときの私の感想です

この方(平山郁夫さん)の人生は 兎に角,非常に強い生き方ですよね!
書籍にも書かれているのですが 暗中模索の状態で試行錯誤している時には
決してゴールが見えていないんですよね。
だから,みんな自分のしていることに不安になってしまう。
だから,今が20度なのか50度なのか90度なのか
本人にはまったくわからない。
折角,90度まで来ていても 諦めて投げ出してしまう。
こんな壁を突き破るには 自分自身の部品を磨いていると考え
目の前の部品を磨くこと(水を温めること)だけに没頭する日々を送ればいい。
それが自分が突き当たっている壁を突き破るコツだと説かれている。

先日,長女がスポーツで「頑張っても頑張っても以前の記録に及ばない」と
言っていたことがありました。その時,私は何を話しかけたか忘れてしまいましたが
平山さんの このお話を知っていたら この話を聴かせてあげらえたのにな~って
思ってしまいました。まあ~ 彼女はまだまだ若いので今後も多くの壁に
ぶつかるでしょうから 機会はまだまだあると思いますが・・・

本当,心にのこる言葉にまた一つ出会えた思いです。




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この記事へのコメント
海援隊さんが 紹介してくださるので~嬉しいです!
自分では こういう本は手にすることはないので~^-^
なんだか 元気が でますね~もうすこしがんばって みよ~と
思わせてくれる本ですねっ!^-^
Posted by mako at 2008年08月20日 13:27
ははは・・
makoさん ありがとうございます
そう言って頂けると ご紹介の甲斐があります(笑)
実は僕 こういう哲学っぽい本 結構好きなんです
また 今回ご紹介のもの以外にも
感じ入ったところがありますので
ご紹介させて頂きます
Posted by 海援隊海援隊 at 2008年08月20日 17:44
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