子どものリスクある行動を見守れる親

以前にも何度か ご紹介したことのある
三笠書房 「アドラー博士の子どもに自信をつける魔法のしつけ」から
以下 引用です

学校を一年間休学して海外留学しようとしたある女子高生がいました。
  中略
「何も無理をしていま,留学することはないのではないか」と,先生は言いました。
  中略
先生は日本に帰ってきた彼女が孤立してしまうことに不安を抱いたようです。
親も同じ様な不安を抱いていて彼女を思い留まらせようとしました。
しかし,「いま留学したいという気持ち,直接目で見て肌で感じて外国の
文化を吸収したい,知りたいという気持ちは,先には延ばせません。」と
彼女の決意は固いようでした。
彼女の決意を知った親は娘を信頼して彼女の留学を認めました。
たくさんのリスクを背負ってまでも,自分が進む路を選べるということは
自分に自信があり,そして自分自身が好きであるという証しでもあります。
留学した一年間はけっして楽なことばかりではありませんでした。
しかし自分の人生を自分自身で決めたという前向きな経験は
どんな困難に対しても前向きに対処する原動力にもなるでしょう。


以下 私の所感です

自分の子どもが もし,この書籍の女子高生のようなことを
言ってきたら 僕は果たしてどの様な対応するのでしょうか?
この書籍にあるような親と同じ対応が出来るでしょうか?
頭では そうさせてあげた方が・・ とも思うのでしょうが
実際,その立場に立つと大いに疑問です
親の子どもに対する想いが強いほど 子育ては難しく
なるのか とさえ思えて参りますね・・・


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この記事へのコメント
kaienntai さん、
いつもまっちゃんのところでお会いしていましたが、どんな方だろうと思っていました。
昨日はかけブロではじめてお目にかかれてうれしかったです。
やっぱ、直接お会いすると親近感ががぜん増しますっ!!(私だけ、、、?)
また来ますー、ぜひこちらにもおこしくださーい。
Posted by かすがの at 2007年09月19日 12:08
かすがのさん こんばんは
私のかすがのさんへの
第一印象は とっても元気な人だな と
思ってましたので やっぱり と思いました
前向きでいいですよね

坂本の話になってしまいますが
私が坂本の好きな理由は
たくさんあるのですが
いつも明るく前向きなところは
そのひとつです
今後とも よろしくです
Posted by 海援隊海援隊 at 2007年09月19日 20:17
この記事にある女子高生さんは、困難があることを承知で留学したんですね・・・・高校生にしてそう決意できるのは凄いと思います。
自分だったら高校の時そんなことを考えられないと思います。
体調を崩し、新卒で入ったハウスメーカーを退職し、今の自営業に踏み切るまで、私は逃げてばかりいました。現在は、今逃げたらもう後はないと思っているので、自然と仕事に打ち込んでいます。
「壁を乗り越えた人間は次の壁も乗り切る。壁を逃げた人間は次の壁も逃げるのでいつまでも伸びない」という言葉があるのですが、本当にそのとおりだと思います。創業塾で、みんなで一緒で考えた経営理念を大切にし、自分をうぬぼれでなく、好きになれるように最近なってきました。
30を過ぎてこう思うのは遅すぎる様にも思えますが、この記事にある女子高生さんのように、「自分の選んだ道」を自信をもって壁に当たります。
いつもためになるお話。ありがとう御座います。
Posted by 掛川市不動産屋 at 2007年09月19日 23:08
そうですね!
子育ては本当に難しいものですね・・・
親も子どもに育てられているようです!
時々子どもにハッと気付かされることがありますね^^
男性と女性の違いはあるとは思いますが母親はなかなか子離れができません(;><
子どものことを信じているつもりでもいつも不安や心配が先にたち転ばぬ先の杖ならぬ転ばぬ先つっかえ棒になってしまいます(;^^
若いから出来ること若さゆえに間違えること様々でしょうが間違ったらやり直せばいいんだくらいの大きな気持ちで構えていてあげたいとは心の中では思っているのですが・・・
Posted by クーちゃんクーちゃん at 2007年09月20日 04:02
掛川市不動産屋さん おはようございます
素敵なコメントをありがとうございます
この女子高生は帰国後 案の定
同級生(一歳年下)の中で孤立していたそうです
でも自分で決意したことは自分の責任と捉え
自分から溶け込む努力をいて新しい同級生とも
打ち解けたそうです
全て困難を自分の力で克服したようです
逞しいですね 掛川市不動産屋さんも
その意気で頑張って下さい
創業塾仲間同士 助け合っていきたいですね
Posted by 海援隊海援隊 at 2007年09月20日 06:12
クーちゃんさん おはようございます
親も子に育てられている この気持ちは大切なのでしょうね
世間様に迷惑かけるようなことをしたら
鉄拳親父にならなければと思ったり
親が護ってあげなければと思ったり
場面場面で思いが深ければ深いがゆえ
判断を誤ることは往々にしてあるでしょうね
少々の判断ミスがあっても親子の信頼関係だけは
失わない親子でありたいと思いますが
果たして・・・
くーちゃんさん 素敵なコメントありがとうございました
Posted by 海援隊海援隊 at 2007年09月20日 06:20
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