古典を読め

古典を読め
三笠書房 平山郁夫著「ぶれない」から以下 引用です
なぜ,大伯父は私に「古典を読め」と言ったのでしょうか。
それは私達が描く各々の作品には,それを描いた人の人生が
表れるからです。これは,もちろん絵のことだけではありません。
どんな仕事をしていても,その人が描き出す人生はその人生観に
よって支えられている,といったほうがいいでしょう。
そして,自分という作品を一過性のもので終わらせるのでなく,
時代を超えて人々に愛されるためには,やはり,その人生観が
新旧をも超えたオーソドックスなものでなければなりません。
古典というのは,そういう普遍性を持ったものなのです。
だからこそ今なお輝いているのであり,その輝き続ける理由を
学ばなければならないのです。


以下 私の所感です

先日,あるセミナーのサブ講師を勤めさせて頂いたことがありました。
幾つかのグループに別れ,各人が自社の戦略を練っていきます。
私のグループに20代の起業家社長がおりました。
何度か質問を受けているうちに 幾度と無く彼の発言の中に
「そういう考え方って 今では流行らないですよね・・」というのが
ありました。彼はとても純真で素直な印象の好青年でした。

私には時代の流れに乗るべきもの(時代にあわせるべきもの)と
時代の流れに流されてはいけないものとの2つが人生・経営には
あるように思えております。この使い分けが上手に出来る出来ないが
結果に大きく影響してくるように思われます。
書籍の中で,平山さんの「古典から学ぶべきもの」とは
この普遍なものを学べという 人生にとってとても大切なことを
教えてくれているように思われます



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この記事へのコメント
海援隊さんは本当に読書家ですねえ。

いろいろな本を知ってあたまがさがります。

流行りやブームには私たちも本当に悩まされます。

流行はつくっていく方がいいと思いますが

これに追いついていくってホントにいやなものですねえ。
Posted by プラモ at 2008年09月06日 00:55
プラモさん おはようございます
読書家ですか~?
私以前にも書いたんですが
自分が読んで気に入った本を周りの方に
情報発信したがるんですよ。
周りの方には迷惑な話かもしれませんが・・(笑)
何故かと言うと自分自身が得たものを整理しないと
相手に情報発信できないじゃないですか。
この自身が得たもの(感想)を整理するというのが
非常に貴重な事の様に思っているんです。
更にこうしてプラモさんからも少し違った視点でも
ご感想を頂けるとより自分の腹の中に入るような
気がして ですから読んでいる本の量はそれほどでも
ないんですよ 単に情報発信したがりなだけですね(笑)
Posted by 海援隊海援隊 at 2008年09月06日 06:53
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