企業及び経営者とは何か

企業及び経営者とは何か
「敬天愛人」PHP出版 稲盛和夫さん著 より以下 引用です
その時,私が考えたのが「経営者とは何だろう」ということであった
私は京セラの社長であると同時に,稲盛和夫という個人でもある。中略
会社にとって望ましい方向に動くのか,それとも私という個人の利益に
動くのか。この分水嶺において,経営者の存在そのものが問われていると
思った。また「企業とは何だろう」ということについても考えさせられた。
企業は声を発しないだけに,トップである経営者が代弁してあげなければ
ならない。中略 経営者は個人であると同時に法人の代表,つまり企業の
代弁者でなければならない。耳をそばだてて,企業の語る声を聴かなければ
ならないのである。

近い将来,経営者を目指すものとして非常に良いお話を聴くことができたと
思える言葉です。多くの会社は税金に惑わされて 稲盛さんの言われる
企業の語る声を見失ってしまうケースが非常に多いと思います。
経営者のこの「企業の語る声に耳を澄まし聴く姿勢」非常に大切ですね。
なかなか これの出来る経営者は少ないのかも知れません。



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この記事へのコメント
初めまして、yotayotaです。

人、それぞれいろいろな立場が
夫としての顔、父親としての顔、自分の顔(?)、仕事上の顔、遊び仲間としての顔、・・・・の顔
自分の顔って一つではない
場面、場面で自分を客観的に見る事の難しさ、ついつい混同してちょっと暴走
周りに生かされている自分に・・・「敬天愛人」・・・いい言葉ですね。
Posted by yotayota at 2008年11月21日 08:57
yotayotaさん はじめまして
今回のくだりは 稲盛さんのこの本の中でも
強い印象を受けた節だったと思っております。
経営者としても 個人としても
父親,夫としても 其々違った視点にはなれ
ぶれない考え方の大切さを教えて頂けた思いです

昨日の風庵さん そして今日のyotayotaさん
また新しい方との出会いができ大変嬉しく思います
今後とも宜しくお願いいたします
Posted by 海援隊海援隊 at 2008年11月21日 19:28
稲盛さんの話とか使われる用語を見ていると、
たぶんに、
ごく日本的な宗教的な色彩を感じますね。
 その本質は人間は自然に生かされているとか、
人生の生きる意義を見つけようということしょうか。
それを会社経営の体験からみているということかな。



私の場合愛人とか言ったら、テレサテンの
「あなたが好きだから それでいいのよ …」

なんてのが浮かんじゃうたわけ者です。
Posted by プラモ at 2008年11月21日 23:00
ははは・・ テレサテンですか(笑)
昔の私の上司がカラオケに行くと
いつもテレサテンでしたね・・・

確かに稲盛さんは佛教を深く
信仰されてらっしゃいますね
この辺り感じ取られるのはプラモさん
流石ですね
私も中学の頃 叔母の影響で
佛教と出会いました
今では全くの我流ですが・・・(笑)
Posted by 海援隊海援隊 at 2008年11月22日 06:49
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