未来進行形で開発する

未来進行形で開発する
敬天愛人 PHP出版 稲盛和夫さん著より以下 引用
お客様のところに営業に行っても,ニーズにあったものがなければ
売れないのは言うまでもない。 中略 ところが,客先から「このような
製品があれば買う」と言われることがある。しかし,その仕様は
業界や自社の技術水準をはるかに超えている場合が往々にしてある。
このようなお客様のニーズを聞いたときには,それが現在の自社の
製品群になくても,技術力が不足していたとしても,まずは「出来ます」と
受注してしまうことが大切である。まず,受注してしまい,それから
「いかに開発するか」発注頂いたお客様に迷惑をかけないために,
死力を尽くして開発に取り組む。
企業においても個人においても,能力を未来進行形で考えることが
重要である。あえて,自分の能力以上のところに目標を設定する。
最初に今はとても不可能と思われるほどの高い目標を,未来のある
時点で達成すると決めてしまう。そして,自分の能力を,その高い目標に
対応できるようになるまで高める方法を考えるのである。
現在の能力をもって可否を判断していては,新しいことなど出来る
はずがない。今出来ないことを何としても成し遂げようとすることからしか
真に創造的なことは達成できないのである。

以下 私の所感です

経営に限らず 私達は兎角,「それは出来ない」「それは無理だ」という
言葉を安易に使いすぎるのかも知れませんね。
特に自身がそうであるように反省させられます。
稲盛さんの言われるように ある意味退路を断って生死をかけんか
ばかりに取り組むことで開ける道もあるのでしょうね
自身の今迄を振り返ると同時に 重い言葉を頂いた気が致します。



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