事業拡大のために将来のターゲット顧客にも目をむける

事業拡大のために将来のターゲット顧客にも目をむける
生産性出版 日本経営品質賞とは何か より以下引用
顧客というと,現在取引がある顧客を思い浮かべる。
しかし,事業を拡大しようとする場合には,現在取引のある
顧客との取引量を増やすか,現在取引していない競争相手の
顧客や新たな顧客層を獲得するかのいずれかになる。
現在の顧客との取引量は,その顧客の要求や期待を把握し,
それに徹底して応えていくことによって増やすことが出来る。
しかし,現在取引のない競争相手の顧客や新たな顧客層を
そういった顧客に目を向け,彼らの要求や期待は何かを
聞かなければならない。現在,取引のある顧客は何らかの
接点があり,日常の活動を通じて多くの情報を収集する
ことができる。しかし,競合他社の顧客の要求や期待を
把握するための情報を得るには,それなりの工夫が必要となる。
市場全体を対象とした調査の実施,業界団体で行われる
調査の活用など,広範な情報源の活用が望まれる。 中略
顧客の要求や期待の把握の際には,将来有望視される
顧客にも目を向け事業拡大に結び付けていくという
アプローチを行うことも重要である。

以下 私の所感です

よく経営目標で売上増加を目標値に設定されることが一般的にあります。
この売上を増やすためには文中にもあるように既存顧客から
より多くの受注を頂くか 新しい顧客からの受注を頂けるように
するしかないですね。この新しい顧客というのも層別すると
競合企業の顧客か,全く競合も存在しない顧客を開拓するしか
ありません。そうした状況では かなりの苦戦が予想されますが
成否の決め手は文中にも紹介されていますように新規顧客の
要求や期待を如何に適時・適切に把握し その期待に応え
られるかにあるように思われます。
これから,起業を志す身としては非常に大切なことを教えて頂けた
ように思われます。



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