外的コントロール心理学と選択理論心理学

小学校の理科で学んだ記憶があるのですが
「犬にベルを鳴らした後に餌を与え続けると犬は
 やがて餌を与えなくてもベルをならしただけで
 餌を食べる準備をするようになります。」
この時、犬は外からの刺激(ベルの音)に反応して
餌を食べる準備をすると考えられます。
即ち、犬を行動させているのは外からの刺激だと 考えられました。

これに対して、選択理論心理学では
人の行動は外からの刺激によって決まるという考え方を
とっておりません。
選択理論心理学では人の記憶の中に
クオリティーワールド(上質世界とか願望と訳されます)という
特殊な領域が存在し そこに貼られているイメージ写真を
得ようと人は行動すると考えられています。
先ほどの例のベルの音は 選択理論心理学では外部からの
情報として捉え、知覚された外部からの情報とクオリティーワールド
のイメージ写真を比較し行動すると考えます。

例えば、電話がなっても常に出るとは限りませんよね!
他に手が離せないことが起きていたり
ナバーディスプレイを視て出るのをやめたり 等々

このように選択理論心理学では人の行動は
その人の内的な部分によって行動を起こしていると考えます。
そのような前提で考えたとき 私たちの周りには随分と
矛盾した光景が目に浮かびませんでしょうか・・?
次回はその辺りを中心に投稿させて頂きます。


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