司馬遼太郎さん 竜馬がゆくより以下 引用です
この正月の日根野道場における大試合からである。
乙女はこの日,真白の稽古着に紺のハカマをつけ,道場の末席で
試合をみていたが,彼女でさえ(これが,弟のあの竜馬か)と目を
みはったほどだった。竜馬は,はじめ三人の切紙と立ち会って
それぞれ初太刀でしりぞけると,次に古参株の目録者ふたりの
面と胴をとった。試合の翌日,日根野弁冶は,小栗流の目録を与えた。
「目録じゃと あの竜馬めが」
少年時代 寝小便たれで勉強の出来ない泣き虫の坂本が
剣の道で姉・乙女のスパルタ教育もあり頭角を現してきます
愚鈍で周囲から馬鹿にされていた少年がいつの間にか
隠れていた才能を開花させていった場面です
この一節と読んだ時 私には世の中の評価とかが
非常にいい加減ものであることを気付かせて貰えました
今では人の人生は70~80年です
にも関わらず周囲の評価はほんの目先に起こった出来事だけで
評価してしまうことが殆どです
やはり周囲の評価に振り回されること無く
己の信じた道を生きていきたいと思春期に教えて頂けた一節で
あったように思います
人の悩みの大半は、他人との比較を思をしなくなるとわなくなるとなくなる
中村さんの講演で聞いた言葉です。
自身のことであれば、周りは気にしないのですが(ほんとかな 笑)
子供の事となると、知らず知らず周りと同調させようとする私がいます。
反省ですね(^^;
ママハハさん おはようございます
親の気持ち 私も2人の子を持つ親として
非常に良く判ります
どうしても 大切な我が子のことになると
将来への不安が先走ってしまうんですよね
私が思うに こんな時,子どもの将来を信じてあげる
ことが大切なのかな~って思います(難しいですがね・・)
先の記事にも紹介しましたが
乙女姉さんは 周りの誰もが見捨てていた少年を
信じていましたよね
親として子供の将来を,子供自身を
お互い信じてあげたいものですね
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