成長志向の視点から経営を考える

では どの様に組織を構成する一人一人の考え方を成長志向に切替えていくのか
組織の中で 「成長志向で考えよう」と声高に言っても そうなる物ではない。

そこで,組織を「学習する組織」に変えて行く事が必要に成ります。
この「学習する組織」へと思考レベルを上げていく手段として
経営品質賞では<セルフ・アセスメント>というプロセスを持っています。
逆に視点を組織から人々に移すと 経営品質賞のセルフアセスメントとは
自ら考える事で組織内の人々が一緒に成長していくプロセスとも言えます。


私自身の例えで恐縮ですが
経営品質に出会う前の私は 経営とは会社の財務諸表(数字)を良くする
ことが経営の目的と 漠然と考えておりました。
しかし,それは余りにも短絡的で浅はかだと 気付かされました。

経営品質の考え方を知り 経営について色々と考えるようになると
「経営とは 利益を出すことやコストを下げることが目的ではなく
どの様に社会に役立とうとしているのか それがどの程度実践できているのか」
ということが経営の目的であると 考えられるようになったと思います。

そうして 現状に立ち返って見ると,今迄にないアイデアが浮かぶ事が良く有ります。
                                 kaientai


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この記事へのコメント
 ホリエモンや村上ファンドなどの騒動があるが故に、
なおさら「経営の目的」が大切な気がします。

 会社は、一度立ち上げたらその事業を継続する責任があると言われます。
事業継続を考えると、無理せず着実に一歩一歩進むことが、長い目で見れば成功の秘訣のようにも思います。

 目先の利益を追えば、敵を作ったり、組織や業務プロセスに歪みが生じ
一時成功したように見えても、その繁栄は長続きしないように思います。

 そう考えると48年間増収増益を続ける伊那食品はやはり凄い会社ですよね。
このような素晴らしい会社には必ず、事業を通して従業員やお客様、社会を良くしようという強い信念を持った経営者の存在があるように思います。

 決して儲けるということを目的でなく、事業活動を一所懸命にやった結果としか捉えていないように思います。

 
Posted by Ryo-chan at 2006年06月06日 22:13
ryou-chanさんへ
コメント有難うございます
経営品質について学んだり色んな経営者のご講演
書籍を読んだりして経営って何だろうと考えるとき
いつも感じるのは ものの見方・考え方の大切さ ですね
そして皆さん それぞれ視点に違いこそあれ
最大公約数では 社会に如何に貢献する し続けるのか を
強く意識されている様に思われます

私たちも 社会に対して何が出来るのでしょうか
そう考えるとモチベーションあがりますね

今後も経営品質 共に学んで 色々と教えて下さい

                         kaientai
Posted by kaientai at 2006年06月07日 08:17
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