変化を考える(1)

岡本正あきさん 経営品質賞入門より以下 引用
ものの見方を根本的に変えようとすることが、戦略の検討には
欠かせない。ドラッカー教授によれば 中略 
1950年以前の企業はエネルギー利用技術の機会の大小によって競争した。 中略
より大きな力はより大きなアウトプットを意味する。大きければ大きいほど良いのである。
1950年から80年代までは「会計情報による経営情報システム」の時代となる。
会計がビジネスの言葉となり,投下資本利益率や損益分岐点などがあたかも経営の
目標であるかのようになる。
そして1990年以降は「情報の時代」である。コンピューターの復旧と関連する技術の
発展によって,”情報”がビジネス競争の鍵として以前のエネルギーにとって変わった。
情報利用能力の飛躍的向上は顧客パワーを強め,一方企業も情報技術を活用して
顧客について学習し,プロセスを分析することが可能となった。

岡本さんのこの節はまだまだ続きますが続きは次回以降として
此処までのP.F.ドラッカー教授の言葉から私なりに
何を学べるか考えてみたいと思います。
1950年以前の産業は自動車のフォードに代表されるように
大量生産をすることでスケールメリットを享受し,一台当たりの
固定費原価も下げ利益も上がる という時代だったのでしょうか
要は作れば売れる時代だったのでしょうね
故に,どれほど大量に作れるかが勝敗のポイントだったのでしょうか
1950年以降になると確かに財務諸表の良い会社が良い経営であるか
のような価値観が広まっていったように思われます。
私も経営品質賞に出会う前は財務諸表の良い会社が良い経営をして
いる会社だとおぼろげながら思っておりました。
さて,これが1990年以降になると情報の時代だとドラッカー教授は
言っています。この情報の時代については 私はまだ社会・企業自体も
充分な理解がされていないように思えております。(私自身も含めて)
この情報の時代については岡本さんの著書の続きの部分も含めて
私自身もブログの中で学習したいと思っております。
その部分については次回 ご紹介させて頂きます。


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