昨年,12月1日に同じタイトルでブログを投稿させて頂きました。
今日は その続きを書きたいと思います。
坂本を脱藩に行動させたのは「やりたいことをやりたかった」からなのかな~と
思えて参りました。私なりの解釈なのですが 坂本も追い求めていたもの(夢)って
「海の向こうに行きたい 身分差別のある窮屈な国ではなく 差別の無い自由な地を
訪れてみたい そして海を自由に行き来したい」といった想いを求めて生きた人生
だったように思われます。
これに対し武市は優等生という一面もあり 使命感・義務感が強かったのでしょうか?
故に当時の価値観(藩・藩主への忠義,天皇への憧れ⇒勤皇倒幕)を前提に
行動していった面があるように思われます。
こうして考えて見ると 二人は盟友でしたが その人生哲学に大きな違いがあったのは
確かなようですね。
また,人生選択のポイントであるにも関わらず それに気づかずもしくは気づいても
行動できずに過ぎていく人生も多くあるように思われます。
こう考えると経営にとって経営哲学が重要であるように 我々にも人生哲学というものが
個人個人にとって重要なもののように思われてきました。
人生哲学なんて言うと堅苦しく聞こえてしまいがちですが 坂本の場合はもっと
感性的なものであったようにも思われますが何となく そんな気がしてきました。